ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/11/22

「受け取り方」

本日お伺いさせて頂いた園様では、
毎日、職員の皆さんが理念から振り返り、
実践したことをブログで発信していらっしゃいます。

これは、私たちカグヤも自社HPで実践していることです。

なぜその組織は存在するのかという、理念の可視化と
それに向けてどんなことを日々実践しているのかという
理念実践の可視化、そして、そこで働く全員が、
日替わりで理念から振り返って初心を確認するという習慣作りを
目的とした「ミッションぺージ」というプロジェクトです。

プロジェクトを開始して、一年。
この理念と理念実践に感動した職員さんが4名、
園に求人の募集に来られ、皆さん来年から働くこととなりました。

自らが働く場所に共感するというよりも、理念に共感された
先生方は、4月からの採用にもかかわらず、自分に時間が出来れば、
11月の現在から、ボランティアで園の手伝いに来てくれているそうです。

様々な危機や困難が起きても、
「お蔭様で、自然と良いご縁をいつも頂いて、、、、」
「先代の積み重ねてきた信頼のお蔭で、、、」
「良い職員に恵まれて、、、、」

と、何事にも「お蔭様」という先生方はこうも仰られました。

「人生というのはどう考えても、運命というしかないくらいに、
何かすでにこうなると決まっているようにしか思えないんです。」

そう仰る先生の言葉からは、

運命は変えることができないけれど、
それを不満ととるか、感謝で受け取るかという
「受け取り方」は自分で決められるのだ

という事を学ばせて頂きました。

これから起きる出来事も、起きた出来事も、
それを変えようと考えるよりも、
その出来事の意味をどう受け取るのか。

そこに人生の醍醐味があるのだと学ばせて頂きました。

ご縁に抗わず、その受け取り方を私自身も磨いていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海