ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/02/03

「自己評価」

県で行われる「認定こども園」対象の研修会を終えたお客様から
こんなお電話がありました。

「自己評価をしっかりとしていく必要性があることを研修会で学び、
 どんな自己評価をしていけばいいのかを話し合ったんだけれども、
 能力で評価したり、結果で評価したり、どれも違和感を感じていて、
 カグヤさんなら一歩も二歩も進んでいるだろうと思って電話をしたんだよ」

能力で評価されたり、年齢で評価されたり、
子ども達の主体性を奪うからということを
保育所保育指針や子どもの権利条約では書かれていますが、

大人も同じ人間です。

「理念に対して今週の自分は本気だっただろうか?」
「理念から振り返るとどんな気づきがあっただろうか?」
「理念を実現するためにはどうしていけばいいだろうか?」

そうやってカグヤでは振り返りをする環境があります。

そのお蔭で、視野を広く持てたり、
自分が今どんな行動をすればよいかが分かり安心したり、、、

さらにカグヤでは個人で振り返りをするのではなく、
みんなで一緒に振り返るため、仲間から理念の深さを学んだり。。。

環境がいつも私たちに働きかけ、
自分で自分の事を見つめる機会をくれます。

そんな理念からの自己評価と同じく、

「お客様の課題や困っていることに対して今週の自分は本気だっただろうか?」
「お客様の課題や困っていることを見つめた時、どんな気づきがあっただろうか?」
「お客様の課題や困っていることが自然と解決する環境作りとはどんなことだろうか?」

そうやってお客様から自己評価をするカグヤの文化があることで、
自分の使い方や活かし方を教えてもらったり、、、

沢山の文化や習慣という「環境」に助けられていることを実感します。

ミマモリングソフトウェアも同じく、

「子どもの発達課題や困っていることに対して、今週の自分は本気だっただろうか?」
「子どもの発達課題や困っていることを見つめた時、どんな気づきがあっただろうか?」
「お客様の課題や困っていることが自然と解決する環境作りとはどんなことだろうか?」

そうやって「子どもの発達」から自己評価をしていける環境があるという事が
大切なのだと感じます。

多くの良い文化をお客様と一緒に、それぞれの職場で磨いていく。
そんな豊かな事をさせて頂ける有難さを先生方と味わいながら
歩んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海