今日は富山のお客様から連絡があり、
また昨日と同じように、ICTの補助金に対してのご連絡がありました。
現場としては、ただの業務省力のソフトが欲しいのではなくて、
「しっかりと子どもを見守るためには、
自分たちの発達を見るまなざしをしっかりと作っていきたい。
それが一番今の自分たちに大切な事。」
そんな声が現場の若手の先生方から上がってきたそうです。
それだけでなく、
「操作として使えるようになるだけじゃなくて、
自分たちがちゃんと深まっていき保育に活かされるように、
カグヤさんの研修が入ったプランがいい」
と、声が上がっているそうです。
それを聴いた副園長は
「今、現場が自主的に変わろうとしている凄いチャンスだと思う。
だからこそ、しっかりと園長先生と話して、環境を用意していきたい」
そう仰り、ロードマップ研修の見積もりを持って
すぐに役所に掛け合いに行かれました。
補助金を使って自分たちが変わろうとしている時点でもうすでに、
このICT化の補助金を本質的な意味として受け取っているように感じます。
そう感じる先生方が素敵です。
そして、現場の状況、声に併せて、
必要な環境をいくつも用意して見せて、
選ばせていった副園長先生の見守りも素敵だと感じます。
「子どもたちの為には、今が最善のチャンスなんです。」
幾度となく副園長先生からこの言葉が発せられるたびに、
ぶれない信念を感じます。
「子どもの為に」と
「書類の為に」「職員の為に」「監査の為に」「補助金の為に」
本末が逆転しない、本質であり続ける強さを先生方から感じました。
私たちも、いつも「本質」であり続けられるよう、
「いったい何のためにやるのか」を自分に問い続けていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海