今日は沖縄のお客様から、
ミマモリングソフトの導入希望のご連絡を頂きました。
ICT化ということで今年度、某大手業者のソフトを導入したものの、
現場の先生方からは、使い勝手が悪く、手書きに戻してほしいという声が
上がったそうです。
この声は、最近の現場ではよく聞く言葉です。
先週の三重県でのお客様のところでも
「保育所保育指針に合っていない」
「発達ではなく年齢で見る様式」
「発達を見なくても計画を立てられてしまう」
など、様々な声をお聞きしました。
世の中の補助金の流れに乗って、
いろいろなソフトが生まれましたが、
特に保育書類や発達を見ていく分野については
今度の指針に合わせるどころか、現状の指針にも準拠していないような
そんな状況を目の当たりにしました。
導入するまではなかなか気づかないものの、
実際に現場で使ってみると、
良い保育を目指そうとしている園さんほど
そんな悲鳴が聞こえてくるようです。
そんな経緯もあり、
今回は手書きに戻すのではなく、
転じてミマモリングソフトウェアを導入するとした園さんの判断は
とてもすてきだと感じます。
手書きに戻しても、当初の課題は改善できません。
大切なのは体験して気づいたことをしっかりと
次に生かすこと。
それが、体験を無駄にしないという事なのだと感じます。
「あの体験があったお陰で」と思える転じ方を
私自身も大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海