今日、栃木のお客さまと一円対話を一緒に行わせて頂きました。
一円対話を終えて、一円対話で磨かれていく
「傾聴・共感・受容・感謝」の4つについて
お話をさせて頂いたのですが、
園長先生より、
「『傾聴』は仏教の八正道にある『正見』と同じですね。
自分都合や自分の価値観で「聞」くのと、
学ぶ気持ちで「聴く」のとでは、聴いた後の行動が
すべて変わってしまう。だから、最初の聴くというのが
大切なんですよね」
とお話を頂きました。
八正道を調べてみるとこんな風にありました。
正見
自分中心の見方や偏った見方をせず、物事を正しく見ること。
正思
むさぼる心や怒りの心、我を押し通す心を捨て、すべてを正しく、大きな心で考えること。
正語
うそ、二枚舌、悪口、でまかせな言葉のない正しいものの言い方をすること。
正行
意味なく動植物の生命を絶つ、盗みを働く、道ならぬ男女の過ちのない正しい行ないをすること。
正命
人のため、社会のための正しい仕事で得た収入で、衣食住の生活必需品を正しく求めること。
正精進
「精進」の「精」は「まじり気のないピュアなこと」という意味で、自分がめざす正しい目的や目標に対して、一途に努力しつづけること。
正念
常に正しい心をもち、正しい方向に心を向けつづけること。
正定
心をいつも正しくおいて、周囲の変化によってグラグラ動かされないようにすること。
これも、最初の「正見」を間違えれば、
そのあとがすべてずれてしまいますね。
保育も同じく、一番最初の子どもを「見る」こと
子どもの声を「聴く」ことを間違えば
その先がずっとずれてしまいます。
だからこそ、ミマモリングソフトで
子どもたちの発達に寄り添っている自分かどうかを
振り返り、正していく事が大切なのだと
改めて先生の教えから学ばせて頂く一日となりました。
ミマモリスト
眞田 海