先日、富山でいただいてきたカブトムシの幼虫を
子どもたちが移していくのを今日、
出張先のホテルからテレビ電話越しにやり方を
伝えながら見ていたのですが、
カブトムシの幼虫の大きさに驚き、
家族全員が大はしゃぎしながら
小屋づくりをしているのを見ていると、
出張中だったからこそ、みんな勇気を出して
挑戦してくれたんだろうなと思うと、
ありがたい時期に出張に来ることができたと感じます。
そもそも、自分たちで飼いたいと決め、
自分たちでやったからこそ、
体験から感じられるものや感動があったのだと感じます。
子どもたちを見ていて、
継続するものはどれも自分で選んだものです。
植物の世話も、生き物の世話も、
上手下手や忘れることももちろんありますが、
子どもたちが選んだことの意味と価値は
一つ一つの体験の積み重ねが、
着実に人格を磨き上げていくことにあるように感じます。
そんなとき、磨かれてくその子の魂に対して、
親が失敗を責めたり上手い下手と評価すれば、
失敗を怖がったり、評価を気にするようになるかもしれません。
失敗を成果と喜び、挑戦したことの価値を喜んだりすれば
子どもの魂はより輝くかもしれません。
一つ一つの体験の積み重ねに寄り添う私たち大人が
その意味をゆがめていかないように
自分自身との対話や周りへの態度、言葉に
そんな姿勢がないだろうかと注意していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海