先日、お客様のところでロードマップ研修を行わせて頂いた際のことです。
保護者との面談の疑似体験するワークショップを
複数用意させていただいたきました。
最初のワークショップでは「普段通りに行ってみてください」と
お伝えし、場づくりを行ったうえで保護者面談をしていただきました。
すると先生方は、ミマモリングソフトウェアから抽出される「保育カルテ」を
印刷したものを使い、その子が5領域それぞれにどんな育ち(発達)が
あったのかをお伝えしていました。
性格や個性などの「変わらないもの」ばかりを伝えるのではなく、
日々「育ち変わりゆく」発達という側面からも保護者に伝えていく姿は
とても頼もしく、専門性にあふれた面談でした。
親は子どものことをとてもよく見ていますが、
その子の発達と個性の見分けが難しく、
その子をどのようにして受容していけばいいのか、
どのようにして見守っていけばいいのかが分かりづらいことがあります。
そんな時、先生方のように個性と発達をそれぞれに
お話しいただけると、個性を受け止め発達に寄り添っていけるように思います。
また印象的だったのは、先生方がワークショップを通して
保護者の立場に立ち、自分たちがどう改善していけばいいのかと
気づきを共有していたことです。
先生方のように、子どもや大人と分けず、
寄り添いながら「育ち」と「個性」の豊かさを
味わえる場づくりを私たちも大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海