ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/06/06

「伝播していく魂」

今日は月に一度の初心会議の日でした。

今月は、みんなに朝食を振る舞う「モーニング」や
人間学を学びあう「社内木鶏」の記事選定。
体験から「協力」を感じられる「アクティビティ」選定。
皆の徳のある行いを表彰する「徳宝酬」の発表薬をさせていただいたりと、
たくさんのお役目を頂いた初心会議でした。

どの実践も、楽しく今月は行わせて頂けたのも、
仲間や、目指しているもの、理念が
自分自身を信じさせてくれているからだと感じます。

5月の事件や働きが、仲間の団結や、目指す方向、
新たなステージと様々なものを強固にしてくれたおかげで、
安心して信じて楽しむことができたように感じます。

内容が良かったかどうかは自分では決められませんが、
楽しんで実践できると、自然とそこには想いや魂が宿り、
周りにも伝わっていくように感じます。

今日、初心会議を終えた後、
尊敬する先生方にお集まりいただきました。

その際に、ある先生がこんなことをおっしゃっていました。

「調理をする人間として、包丁を砥石で研ぎ続けると、
 次第に包丁には自分の魂が宿る。食材は魂が切っている。
 だから食材には魂が宿る。」

この言葉から振り返ると、
5月はたくさんの困難や出来事が自分たちを研いで下さり、
そのプロセスで、魂が宿ったかのように、結束や団結が
生まれたのだと感じます。

そんな状況だからこそ、いただいた魂が、
自然と実践の中に伝播していったのかもしれません。

仲間と一緒に磨きあうことがこんなにも
相乗効果になっていくのだとしたら、
自分で自分のことを心配したり、自分磨きばかりしていては
やはり人生がもったいないことのように感じます。

「人は誰かの役に立ちたいという思いを子どものころから持っている。」

「人は人だけでは生きていけないからこそ、自然と一緒に生きていく」

「共生と貢献」の意味を今日は少し、体で感じることができたような
そんな気がした一日でした。

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ミマモリスト
眞田 海