今日は土用の丑の日。
ということで、「う」のつく滋養に効く食べ物を
食べることにしました。
土用の丑の日といえば「うなぎ」というのが代表的ですが、
そもそも、うなぎが代表的になったのは
江戸時代に平賀源内が「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏負けしない」
という民間伝承からヒントを得て、
「本日丑の日」と書いて店先に貼ることをウナギ屋に勧め、
繁盛したことから始まったという説が一般的です。
ということで、今日は「う」がつく「梅干し」を食べよう!!と
話していたのですが、なんと体調を心配してくれた母親が
うなぎを買ってきてくれるというので大喜びです。
しかし、、、「うなぎ」と「うめぼし」
食べ合わせの悪いものとして
代表的というくらい有名な気がしたので
調べてみると。。。。
むしろ、とても組み合わせの良い食べ物のようですね。
なぜ、悪い組み合わせとなっているのかを調べてみると、
・高級であるウナギを食べすぎないように
・ウナギが腐っていても、梅干しの酸味で気づかないかもしれない
・養生訓にある「銀杏とウナギ」の組み合わせが悪いというのが、変化した
などなど、、、
欲張らないように、
食中毒に用心するようにと
どれもうなぎと梅干し自体の組み合わせが悪いわけではなさそうですが、
その時代の町民のことを思っての言い伝えなんですね。
身体によいからと大量に摂取してみたり、
食が偏ってしまったり、盲目になってしまったり
そんなことがないように、頂いた教えを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海