去年、同級生を肺炎で亡くしたこともあり、
今回娘が肺炎になった時には、私自身、
一種のトラウマのような感情が湧いてきました。
人は人生の中でいろいろな体験をしますが、
その一つ一つに意味があるのだと感じます。
今回の娘の肺炎も、家族離れていても
いつも想いを切らせずに今できる最善をし続けることの大切さを
教えて頂いたように思います。
いつでも事態にあわせて戻れるようにすることもそうですが、
今できる最善を尽くしていくために、
一時も心を離さないということは非常に難しくもありますが、
お陰様で、娘も重症化せず、妻も看病で身体を壊さず、
息子もうつることなく峠を越え、
振り返ってみると、家族みんなで娘の病を通じて
多くの会話、多くの思いやり、笑いに変える努力、
真剣に協力し合った良い体験になったことを実感します。
また沢山の方々にご迷惑をおかけする中で
沢山の暖かいお言葉や、助けを頂いたことは
家族全員にとって大きな心の支えとなりました。
改めて、病というのも病だけを見れば悪いことのように感じますが、
どんなことにも、意味があり、そして有難い機会であるということ。
今頂いている機会を素直に見て、素直に受け止め、
悪いことにしないよう、今できることをやりきっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海