娘がハムスターを飼い始めて数週間経ちました。
毎日話しかけてはお世話をする姿を見ていると
娘にとっては良い経験となっていることを感じますが、
さてハムスターにとっては良い環境なのかというと、
ハムスターのことを分からないと何とも言えません。
声なき声を聴けるようになるためにも、
まずは相手のことを知る必要がありますね。
そしてまた、「寄り添おう」と思うと、いくらハムスターに詳しくても
自分が知っている知識やパターンだけでは寄り添えないことに気づきます。
私たち大人自身も、一般論で語られたところで、
寄り添われているとは感じないことと同じですね。
自分自身に興味を持ってもらっていなければ、
寄り添われているとは感じないのだと思います。
仕事も同じことのように思います。
いくら技術やパターンや法則を知っていたところで、
相手に興味がなければ寄り添っているとは言えません。
子どもを見ていると、知識も技術もありませんが、
「おなか減っているかな」
「何を考えているのかな」
「寒くはないかな」
「どうしたいと思っているんだろうな」
とずーっと問いかけては目を光らせています。
この寄り添おうとする心が
見守ることの源流のように感じます。
その心を大切に私も一日を過ごしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海