日曜日の昼下がり、三時頃。
家に来て遊んでいたお友達が帰ったあとに、
子ども達の様子がどうも変です。
最近の我が家の子ども達は、室内やベランダでも
自然を意識していることもあってか、やっぱり外で遊びたい‼‼と
訴えてきます。
普段なら、良し!じゃぁ今から近くの公園でも行くかー!と
連れていくところですが、、4時からテニスの予定が。。。
ということで、妻にお願いして
近くの公園まで行ってもらう事に。
この時期、ザリガニ釣りがいい時期です。
子ども達にザリガニ釣りはどう?!と聴くと、
興奮して飛び上がって、喜んでいました。
ザリガニ釣りに必須な道具。
それは、紐と餌とそして、、、網です。
娘と息子はザリガニを触ることは出来ません。
でも網さえあれば、無敵なんです。
小さい子どもでも、怖がらずに捕まえられます。
網を二つ、取り出して子ども達に渡し、
出発してもらいました。
すると、テニス中に沢山のメッセージが。
公園では、子ども達だけではなく大人たちも
ザリガニ釣りをしていたそうです。
そして、子どもも大人も入り混じって
一緒になってザリガニ釣りを楽しむ中、
網を持っているのは娘たちだけだったようで、、
大人たちや、公園であったお友達から引っ張りだこで
大活躍だったそうです。
そして、途中からは「ザリガニ先生」と
皆から呼ばれて、、みんなから褒められているうちに、
素手でザリガニを触れるようになったそうです。
帰ってからも、娘は「ザリガニ先生」と呼ばれたこと、
大活躍だったこと、素手でザリガニを触れるようになったことを
顔を紅潮させながら教えてくれました。
やっぱり子どもは、誰かの役に立てるということが
本当にうれしいんでしょうね。
そして役に立てると分かると、苦手なものも
自然と克服してしまうのかもしれません。
そう考えると、子ども達に何かを教えたい
克服させたいと大人が思うときは、
その子が役に立てるような環境を用意してみることも
一つかもしれません。
苦手意識はただただ、意識が邪魔をしているだけで
短所ではないという事もあるのだと学びました。
人生や仕事に活かしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海