昨日は妻の実家で迎え火をしました。
子ども達も
「この煙に乗ってご先祖様がくるの?
ご先祖さまって幽霊?!おばけ?見えるの?」
と興味津々です。
煙を見て、空を見上げる子ども達につられて
私も空を見上げてしまいましたが、
改めて、今の自分達があるのも
この子ども達があるのも
ご先祖様のお蔭様なのだと感じます。
ご先祖様に手を合わせる姿も
今年は子ども達から行きたいというようになり、
少しずつですが、ご先祖様の存在に気付いているのかもしれません。
今晩の地域の盆踊りでは
立科町の踊りと地域の踊りがありましたが、
立科町の踊りは皆知っていても、
地域の踊りを知っている人が今年はいませんでした。
祭りの実行委員会の方も、
「戸倉の文化をつないでいかないといけない。来年はちゃんと先生を呼びましょう!」
と話をされていました。
私も今年は、立科町の盆踊りを覚えようと
ずっと練習をしましたが、
やっぱり、地域の踊りを知るという事は
その文化に入り込むという感覚があります。
延々と繰り返される盆踊りの曲を
地域の方と一緒に踊れることの喜びは
何か、その土地の心やご先祖様といった
その方々が大事にしているものに触れさせていただくような
そんな感覚を得ました。
どんな地域にも、ご先祖様があり、
その絆を紡いできた文化があるのだと思います。
文化や絆、ご先祖様は目に見えるものではありませんが、
子ども達と一緒に心を寄せ続けていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海