ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/10/24

「一緒に」

昨日は妹と弟の三人で久しぶりに食事をしました。

妹が結婚をするという事で、集まりましたが、
結局は母親の話。

「最近、全然遊んでいなくてつまんなそうな顔をしているかと思いきや、
槇原敬之のライブに行ったり、ゴールデンボンバーのライブにも行ったり
宝塚に行ったりして、、、なんだよ!楽しんでんじゃないか!」

と弟が笑えば妹は、

「でも、お母さん飼い犬に相変わらずなめられっぱなしだよね、
この間なんか~~~」

と大抵は母親の話です。

父親が早くに亡くなってから、
ずっと一人で兄弟三人を育ててくれ、
それに加えて祖母のお世話もし続けていた母親ですが、

祖母も亡くなり、こうやって子ども達も巣立っていき、
漸く自分の時間を少し持てるようになったという事なのかもしれません。

海外にも行ったことがなく、
行ってみたい行ってみたいという
母の事を妹たちと語りながら決めたことは、

5年後の還暦祝いに母を海外(ハワイか!?)に連れて行こう‼
その為に貯金をしよう!

と言う事でした。

今ここに自分達があるのも、育てて頂いたお蔭様だからこそ、
自分達にしかできないことで母親を喜ばせたい。

そんな思いが妹や弟たちから出てくることが嬉しく、
幸せな気持ちを感じます。

今までは、子ども達ばかり、自分達ばかり楽しませてもらってきましたが、
これからは一緒に楽しむ時間を大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海