去年に壊れてチャンネルが映らなくなったテレビですが、
だましだまし使っていたものの、
今回ようやく買い替えることになりました。
10年我が家にいてくれたテレビ。
地上波だけが受信できず、修理も出来ず、
そのほかの機能は使えるので、
捨てるのはもったいないなぁ、、、と思っていましたが、
調べてみると、テレビゲーム用に使いたい方、
DVDやブルーレイなどを観たい方、
色々とまだまだ用途はあるようです。
ネット上でフリーマーケットサイトにアップしてみると、
埼玉県の方にお譲りすることが決まりました。
捨てようと思っていモノが、
まだまだ活用してくれる人がいるというだけで、
心が躍ります。
娘も、捨てなくて済むのが嬉しいようで、
早速、娘と二人でテレビの掃除を始めました。
10年一緒にいたんだぞと伝えると、
娘も驚いていましたが、
拭き掃除をしていると、その10年を思い出しながら、
このテレビで見たもの、涙したもの、
子ども達の成長をこれで見た事。
子どもが小さいときに良く、画面をバシバシとモノや手で叩いていたこと。。
沢山の出来事が思い出されます。
そんなことを語りながら掃除をしていくと、
なんだか別れが寂しくなると同時に、
「ありがとう」と言う気持ちが湧いてきます。
次に使ってくださる方が居て良かったと
思う気持ちには、モノに対する心が芽生えていました。
大切に使ったり、モノとの思い出を振り返ったり、
きれいに掃除をしたりすることは、
モノと心を通わせる大切な実践なのかもしれません。
別れ際になって心を通わせるばかりでなく、
今の日々囲まれているモノと心を通わせるために、
日々の掃除や心配りを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海