ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/05/22

「見え方で変わる世界」

ビオトープに稲を植えてからというもの

子どもたちが朝起きると、
鉢の前にしゃがみ込み、観察している姿をよく見ます。

何を見ているのかと思うと、
メダカたちの群れであったり、
カエルたちであったり、水草であったり、
じっと眺めています。

私も子どもたちに倣ってじっと眺めていると
メダカやカエルや水草だけでなく、
水面に映る空や雲、洗濯物、飛行機。

色々なものが映ります。

子どもたちがしゃべっていたことが
これだったのかと、気づきます。

確かに、見ていて飽きません。

傍から見るとメダカを観察しているように見えますが、
実際には子どもたちはもっと面白い世界を見ていたことを想うと
同じことを同じようにやってみないと、子どもたちの世界の入り口には
立ていないのだと感じます。

もっと面白いことを見つけているかもしれません。
もっと面白い感性で世界を堪能しているかもしれません。

仕事も暮らしも、
同じ世界を見るのであれば、子どもたちのように
奥深い世界をまるごと見て行きたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海