ビオトープに稲を植えてからというもの
子どもたちが朝起きると、
鉢の前にしゃがみ込み、観察している姿をよく見ます。
何を見ているのかと思うと、
メダカたちの群れであったり、
カエルたちであったり、水草であったり、
じっと眺めています。
私も子どもたちに倣ってじっと眺めていると
メダカやカエルや水草だけでなく、
水面に映る空や雲、洗濯物、飛行機。
色々なものが映ります。
子どもたちがしゃべっていたことが
これだったのかと、気づきます。
確かに、見ていて飽きません。
傍から見るとメダカを観察しているように見えますが、
実際には子どもたちはもっと面白い世界を見ていたことを想うと
同じことを同じようにやってみないと、子どもたちの世界の入り口には
立ていないのだと感じます。
もっと面白いことを見つけているかもしれません。
もっと面白い感性で世界を堪能しているかもしれません。
仕事も暮らしも、
同じ世界を見るのであれば、子どもたちのように
奥深い世界をまるごと見て行きたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海