ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/12/24

「協働の環境」

今日はクリスマスイブという事で、
子どもたちはとても楽しそうです。

昼間はお友達を呼んでクリスマスパーティーをしたり、
夜はサンタさんに向けて兄弟で何やら話をしています。

「サンタさん、どこからはいってくるんだろう?!」

「壁をすり抜けてくるんじゃない?!」
「いや、玄関からだよきっと!」

「サンタさん、寒い中プレゼント運んできて大変だろうから
何か用意しようよ」

「豚汁とかはどう!?」

・・・いろいろと話し合うのはとても微笑ましいことですが、
さすがに寝る前に豚汁を作ることは出来ず、お断りを。。。

紆余曲折、喧々諤々。。。
カフェオレがいいんじゃないか、、いやコーヒーだ。
いや、お茶だ。なんだかんだ。

結局、子どもたちのお気に入りのお菓子と紅茶を
用意することに。

「サンタさんは12時24分に来るから、冷めないように
パパたちは12時20分頃に紅茶を入れてね」

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と、注文を頂きました。

子どもたちはまだ見ぬサンタという存在を想像し、
うちにサンタさんが来ますように。
願いが叶いますように。

その為には、、叶うためにはどんな自分であったらいいか、
色々と子どもなりに考えているのではないでしょうか。

そういった自分を振り返って誰かのために自分の使い方を考えていく
大切な機会をどのように引き出していけるのか。

やはり日々の暮らしの中にそれはあるのだと思います。

今日一日、沢山の子どもたちが遊んでいる様子を見ていても、
一番不足しているのは「協働」や「協力」です。
反対に「比較」や「競争」は溢れるほどにあります。

それは、子どもたちの遊びの中に「協働」や「協力」が
少ないことを意味していると感じます。

これからの我が家の課題は「協働」や「協力」の環境を
いかに暮らしの中に作っていけるのか。

それは、遊びやゲームに限らず、
暮らしひとつひとつを根本から見直して整えていく事だと感じます。

そして同時に、溢れるほどある「競争」や「比較」の環境を
いかに減らしていけるのかです。

ミマモリスト
眞田 海