ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/02/10

「選択」

先日、コーナー設定について、

「マンネリ化」してしまうという事を
園様でお聞きしました。

何を設定したらわからない。
だからマンネリしてしまう。

そのお悩みをお聞きした時、
二つのやり方を以前、お聞きしたことを思い出しました。

一つは、目の前にいる子どもたちの発達課題に併せた
環境を用意すること。

もう一つは、コーナーの設定自体を子どもたちに
選択してもらうという事でした。

これは私の子どもたちの環境設定でも
大変役に立った言葉でした。

発達は見ていても、その発達に合った環境というのは、
切り口を変えてみればいろんなやり方や遊び方がある中で、
どれを毎日選択すればいいのか、悩んでいた時期がありましたが、
分かりやすい位置に遊具を設置して、あとは子ども自身に選択や
提案をしてもらうようにしてからというもの、
マンネリ化というよりも、、、同じ遊びでここまで深めようとしているのか、、、と
子どもたちの遊び方から学ぶことが多々ありました。

そう思うと、選択してもらうゆとりと、発達を見ているという専門性。

この二つがとても重要であることを学ばせて頂きました。

マンネリ化とは寄り添いを忘れたサインなのかもしれません。

自分自身に問い続けていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海