ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/02/26

親と子

子どもの習い事に日曜日はついて行くことになり、
もうすぐ一年が経ちます。

習い事自体が珍しく、
非日常のように感じていた当初から、
今は、自分自身も子ども自身も、
日常に変わっていることに気づきます。

子どもがやりたいこと、
目指していることを一緒になって
過ごす時間が楽しくもあり、そして学びでもあります。

習いに行く事には慣れましたが、
子どもがなりたい目標に対して、
親としてはどんなことをすればいいのか。

親が思い考えることが、
子ども自身の意欲や興味関心より先に行ってしまう事が
多々あります。

ついつい、軸足が自分に置かれてしまいそうになります。

子どもの声や興味関心に寄り添っていたら、
本当にその目標にたどり着けるのだろうか。

そこを何とか押し上げるのが親の役割なのではないか。

我が先走ると、子どもの意欲が削がれてしまいます。

同じものを見ているようで、結局のところ、
自分が見たいものを見てしまっていることに気づきます。

子どもがどんなものを見ているのか。
それを理解するには、自分の価値観で聴いたり見ていては
理解することが出来ないのだと気づきます。

自分の価値観や物差しを捨てること
そして、一緒に同じものを見て、
そこから一緒になって考えて行けるように、
親と子が別れないように歩んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海