ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/03/31

「寄り添う」

小学校も春休みになりました。

子どもと話をすると、自分自身の体験からは
想像できない事を聞くことが多々あります。

先日も娘から、

「園長先生は一戸建ての家と、マンションと二つ持ってるんだって。
でもね、一戸建ての家はものすっごくボロで古いんだって。」

なんで、そんなことを知ってるんだろう?!
もしかして変な噂でも流れているのか?!と心配になりましたが、、、

なんと、今の時代は校長先生も各学年をまわり
子どもたちと毎日給食を食べるんですね。

校長先生が、『眞田さんはもうすぐ引っ越すんだってね、よかったね』って
給食中に話しかけてくれての会話だったようです。

こんなにも生徒一人ひとりに寄り添い、
理解しようとしてくださることは親としても嬉しく、
子どもも嬉しそうです。

私自身の経験を振り返ってみても
学校は授業そのものよりも、
どんな魅力的な先生がいるかどうかであったように思います。

素敵な先生だから、授業を主体的に受けてしまい、
反対に、人としてどうなんだろうと思う先生の授業は
なんとなくですが、まじめに受けづらいものでした。

頭や言葉ばかりを使い、子どもたちに届けることよりも、
実直に身体を使い、身を運んでいく事を大切にしている先生の姿のように
私自身も身を尽くす生き方を選んでいきたいと思います。

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ミマモリスト
眞田 海