自分自身の子どもとの関係を振り返ると、
子どもに寄り添うと言っても、
寄り添えているのかどうかは、
子どもが感じるものなので、
自分ではわかるものではないように感じます。
むしろ、
親の思う通りにもっていこうとしていないか。
子どもの価値観よりも自分の価値観を優先していないか。
子どものことを信じているか。
子どもが自ら選択しているだろうか。
そういった「寄り添おうとする自分自身の姿」を
省みて気づき、親として変化、成長していくことが
大切なのだと改めて感じます。
どこか私の中に、
親としての価値観や、子どもにとってきっとこれが最善なはず!!
という「仮説」を証明したいかのように動いている自分が見え隠れします。
しかし、やっぱり本音は
自分の「仮説」を信じて子どもで証明するよりも
「子ども自身」を信じて、親自身も変わっていくことで証明していきたい。
それは、保育でのPLAN DO SEEとDO SEE PLANの違いと
似ているように思います。
大人が立てる計画(PLAN=仮説)を
やってみて(DO)
どうだったかを検証する(SEE)
というまなざしではなく、
子どものやっていることや言っていること(DO)から
その子の発達や心情に寄り添おうとし(SEE)
どんな環境に自分自身がなればよいのか、
どんな環境を用意すればいいのかを我を省みて学ぶ(PLAN)
そんなまなざしを大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海