先月、富山県の先生から頂いたカブトムシの幼虫ですが、
あれから家に帰るたびに、子どもたちが一日の様子を
聴かせてくれたり、世話をしたり、
図鑑で調べていたりととっても研究熱心です。
きゅうりも同じく、良く世話をしています。
自分たちで育てると決めたものだからこそ、
どうやって育てるのか、どうやって手入れをするのかも
自分たちで決めて頑張っていますが、
それもどう頑張っても、
自然に寄り添っていなければならないことを
改めて実感しています。
芽が出てきたにんにくをプランターに植えましたが、
大きくなっていたものの、虫がびっしりと付き、
そしてだんだんと成長が止まってしまいました。
調べてみると、植える時期が間違っており、
暑さの中では休眠状態になってしまうようでした。
どうやら本来は秋以降に植えるものだったんですね。
当主のブログにもありましたが、
http://www.caguya.com/kannagara/?p=11648
私たち人間だって、自分で生きているように見えますが、
実際は自然が生かしてくれているのであり、
カブトムシもきゅうりも同じであることを思うと、
自然に沿っているかどうかが、手を加えることよりも
大切なことなのだと気づきます。
なんでも育てれば育つというような
温室栽培の環境ではなく、
道理から外れたらどうなるのかが分かる環境を
自然は与えてくれているからこそ、
子どもたちと一緒に道理を体験から学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海