ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/06/01

「道理」

先月、富山県の先生から頂いたカブトムシの幼虫ですが、

あれから家に帰るたびに、子どもたちが一日の様子を
聴かせてくれたり、世話をしたり、
図鑑で調べていたりととっても研究熱心です。

S_6174479588243

S_6174479621786

きゅうりも同じく、良く世話をしています。

自分たちで育てると決めたものだからこそ、
どうやって育てるのか、どうやって手入れをするのかも
自分たちで決めて頑張っていますが、

それもどう頑張っても、
自然に寄り添っていなければならないことを
改めて実感しています。

芽が出てきたにんにくをプランターに植えましたが、
大きくなっていたものの、虫がびっしりと付き、
そしてだんだんと成長が止まってしまいました。

調べてみると、植える時期が間違っており、
暑さの中では休眠状態になってしまうようでした。

どうやら本来は秋以降に植えるものだったんですね。

当主のブログにもありましたが、

http://www.caguya.com/kannagara/?p=11648

私たち人間だって、自分で生きているように見えますが、
実際は自然が生かしてくれているのであり、
カブトムシもきゅうりも同じであることを思うと、
自然に沿っているかどうかが、手を加えることよりも
大切なことなのだと気づきます。

なんでも育てれば育つというような
温室栽培の環境ではなく、
道理から外れたらどうなるのかが分かる環境を
自然は与えてくれているからこそ、
子どもたちと一緒に道理を体験から学んでいきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海