子どもたちを見ていると、
お友達との関係性も一筋縄ではありません。
娘がわがままをしすぎると
周りの子が嫌な思いをし、
今度は周りの子がわがままをしすぎると
娘が嫌な思いをし、
その都度に家に帰ってきた子どもの姿には
変化が見られ、親としても心配になったりします。
親として、こうするといいよという正解のようなものを
子どもに伝えることはできますが、
無理をすると、今度は子どもは子ども自身の気持ちではなく
親が教えた価値観を大切にしてしまうこともあります。
短期的にみると心配なこともありますが、
最近の子どもたちの様子を見ていると、
前よりもお友達との関係性もより一層深まりを見せていることに
気づきます。
ヤマアラシのジレンマのように、
子どもたちは時間をかけて、機会の限りに
お互いで実際に近づいては痛みを知り、
そして距離やかかわり方を学んでいっているようです。
親としてどうかかわることが正解なのかは
分かりませんが、本当にありがたいのは
子どもたちが自分のこともお友達のことも信じて
近づき、起きた出来事から自ら学び続ける姿です。
私たち親も、大人として子どもたちのように
信じ、近づき、起きた出来事から学ぶ姿勢を
大切にしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海