今日は早朝に神社の掃除をさせていただきました。
地面が見えるところがなく、
一面に落ち葉が敷かれた神社の境内を掃いていくと
汗だくになりつつも、夢中になっていき、
身体の疲れや暑さも気にならなくなって
自然と無心に近くなっていきました。
ここまでひたすらに「掃く」という体験をしたことがなかったので、
とても不思議な体験でした。
境内がきれいになっていくことも嬉しいことですが、
早朝にこんな体験ができるのだということを実感したことも
とてもうれしいことでした。
「掃く」ことや「掃除」をした後は、
心が落ち着いていたり、冷静であったり、
清々しかったり、優しかったり、不思議とそんな感覚があります。
それは自分自身の心が「覚めて」いるからなのかもしれません。
よく、子どもたちも大はしゃぎしたり、
興奮して遊んでいると、そのままヒートアップして喧嘩になってしまったり、
冷静な判断をできなくなったり、優しくできなかったり、
そんな姿を見ますが、そんな時ほどと、
「冷ます=覚ます」ことが大切なんだなと改めて
園長先生のおっしゃっていることを実感したように思います。
自分自身を覚ます手段を体験できたことは
とてもありがたいことです。
子どもたちと一緒に、家庭でもその「覚ます」ということの実践を通じて、
感じていきたいと思います。
ミマモリスト
真田 海