ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/06/30

「忙しさ」

忙しくなると、
自分の都合や価値観に合うもの
タイミングに合うものにしか
「ありがとう」と言えなくなってきます。

同時に一緒にやることができなくなったり、
誰かに任せたり、いろいろと配慮が欠けてきます。

頂いた機会を選ばず受け取ると決めて取り組んでいますが、
なんと正直に働く法則なのだろう!!と
自分を見ていてびっくりします。

選ばないということに固執することが
周りへの迷惑となったり、不快となったり。

そんな時こそ、その「受け取り方」が
忙しさのあまり、全体や周りを見た「受け取り方」に
なっていないことに気づきます。

やってみて、過ぎ去ってみて、
あぁ、こういう心持でいたらよかったのか、
あぁ、こうしたらもっとみんなにとって良かったのか、、と
こうしたらもっと、みんなへ配慮できたのか、、
と、周りの声や顔を見てようやく気づいたりします。

この「ご縁」を「ご縁」のままに受け取る生き方とは、
私自身の目指すところではありますが、
ご縁という全体を見る意識がなければ成立しません。

ご縁を自分の私利私欲に使ってはご縁は受け取れません。

今は周りの方々に迷惑をかけながら、助けられながら、
何とかご縁がつながっていたりするように感じます。

そう思うと、忙しさが問題なのではなく、
忙しさの中で振り返りを怠り、
次はどうしたらいいのかという気づきを持たずに
過ごすことのように思います。

振り返り、気づき、学べば、
忙しさは敵ではなく、
また一つ、自分を全体や世の中に活かしていくために
自分を磨いているということだけなのかもしれません。

忙しさが敵になっているときほど、
わが身を振り返り、

「このご縁を全体に使っているだろうか。」
「磨いていただいていることに文句を言っていないだろうか」

心素直に声を聴き、
振り返れるきっかけや声を下さる皆さんへの感謝の気持ちを
忘れずにいたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海