ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/07/19

「お茶を通じて」

聴福庵に来るとお茶を入れる機会があります。

炭で火をおこし、鉄瓶でお湯を沸かし、
沸いたらお茶を入れる。

ガスのようにすぐに火が付き、お湯が沸くわけではありませんので
お茶を飲めるまで40分、50分かかりますが、
それを見越して準備をし、それぞれの手順に身体を使っていくことで
自然と心が整っていくことを実感します。

味で一服するその前に、
準備の所作で一服するような、
そんな感覚は、コーヒーを生豆から煎って、挽いて、淹れて飲むのにも似ています。

しかし、お茶はコーヒーとまた違って、
何杯も飲めてしまうのは、日本人の身体に合うからでしょうか?!

改めて、お茶を通じて心も体も整えてもらっている実感を
この聴福庵から頂いています。

仕事も人生も、結果や効率ばかりを優先せずに、
プロセスを通して心を磨き、身体を磨いていけたらと思います。

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ミマモリスト
眞田 海