ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/07/25

「実践」

今日、改めて大切なことを学びました。

それは、保育でも同じなのかもしれませんが、

子どもたち一人ひとりに対して、それぞれに接し方があるように、
大人同士でもそれがあるのだということです。

相手を自分の価値観で理解することは難しくありませんが、
相手の価値観を含めてまるごと理解するということは、簡単なことでありません。

また、自分の接し方の偏りにも気づくことが大切だと学びました。
自分自身も一つの価値観や個性を持った人間です。

皆それぞれに違うからこそ、相手を理解し、
自分を理解していかないと、適した接し方を見つけていくことは困難なのだと学びました。

寄り添うことをあきらめて、
自分の伝えたいことを伝えたり、言うことを聞かせたり、
分からせようとするのであれば、必要のないことなのかもしれません。

自分自身のこと、相手のこと。
その理解を可能にするにはやはり、

「振り返る場」「我を省みる場」「内省する場」

が、必要であると感じます。

場や経験、体験がなければ、我を省みて内省する力も育ちません。

そういう意味でも「一円対話」という場・環境は
改めて有難い機会であることを実感します。

場を頂いていること、磨いていただく機会を頂いていることを
忘れずに、大切に実践していきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海