月に一度の初心会議。
その初心会議では朝ごはんを皆で食べ、
「供食」という体験を味わうことを大切にしています。
昔から、「家族」とは血がつながっている人のことを言うのではなく、
日頃一緒に「同じ釜の飯」を食べる人たちのこと、
食事を共にする人々のことを言うともお聞きしましたが、
カグヤをただの西洋的な「企業」としてではなく、
日本的経営として「一家」としていくためにも
大切な実践です。
今回はペアのクルーと一緒にどんなモーニングにしていこうかと
話し合い、「日本の秋を感じられる朝ごはん」にしようということにしました。
季節に合わせたメニューを決め、
食材を買いに行くと面白い体験をしました。
それぞれの食材をみて、これスーパーにあるのかなぁ。。、と
心配になりましたが、どの材料も旬なので
しっかりと、スーパーに「旬」として用意されていました。
季節とともに暮らそうとすると、
食材探しも苦労せず、また安く(笑)、
暮らしやすいものなのだと感じました。
暮らしやすさとは、季節とともに暮らすことでもあるのだと
当たり前のようで見過ごしていたことを体験させて頂く一日でした。
ミマモリスト
眞田 海