今日は子どもたちの授業参観と新入学説明会でした。
終えてみて感じるのは、
先生方やお友達にどれほど恵まれているのかということです。
私が過ごした小学生時代とは違い、
一斉画一で黒板を板書し、指されたら答え、
先生から教わるという時代では今はなく、、、
一人ひとりの個人差に対応するために、
先生は問題提起や今日の狙いの説明には
積極的にIT機器を駆使して時間を短縮し、
全体の進行を行うものの、答え合わせや
説明については子どもたち同士で行える時間を
積極的に用意していました。
授業の目的も、「~~を理解できるようになる」
ではなく、
「~~を説明できるようになる」
という風に、お友達に伝えられるかどうかに力を置いている点も、
自分の時代と比べると革新的です。
得意な子どもたちがお友達に教えていったり、
採点係をしたり、教えあう姿。
素晴らしいことだと感じます。
先生はむしろ、IT機器の操作に苦しんだり、
教えないようにあえて黙ったり、生徒に振ったりと
ふと見た目上は大変なように感じますが、
ここまでの子どもたちの理解度や積極性を引き出すには、
これ以外の形ではどれほどの苦労を必要とするのでしょうか。
やはり、環境設定型、そして、教えるではなく学び合える環境づくり。
子どもたちの主体性を引き出す授業というのは
これからのスタンダードになっていくのだと感じます。
その前段階の保育園・幼稚園。
ここで一斉画一、トップダウンの教育を行っていては、
小学校への連携どころではないのだと感じます。
今、日本の教育は大きく動いている。
そんなことを改めて感じる一日となりました。
ミマモリスト
眞田 海