「徳宝酬」という実践を毎月行っています。
仲間が陰ながらに行っている思いやりの行動や、
評価されようとしてやっているのではなく、
真心からの行動であったりとか、
働いている中では、
気づかないところが多いかもしれませんが、
どんな出来事も必ず何かしらの「お陰様」に支えられて
進められているよう感じます。
その普段見えない、中々表に現れない、
当たり前に感じてしまっているような「陰徳」のある行いを
見つけ、紙に書いて箱に集めています。
毎月一度、集まった紙を読み、「名前」を出さず、
書かれている「行い」だけを一枚の紙に集計し、
再度みんなに配って、最も「陰徳」のある行いであると感じた行いを選び、
理由を書き、投票しています。
徳のある行いに順位をつけることが目的ではなく、
仲間が行っている「陰徳の行い」に触れ、「お陰様」を
感じられることがとても有難い機会になっています。
個人的には、、、
仲間の陰徳を見ることができたときや、
気づけたとき、仲間の長所や素敵な面を見つけられたとき、
その瞬間がとてもうれしいですね。
書いて投票しても皆の前に届くときには「名前」は消えてしまいますが、
「名前」が消えるからこそ、「行い」だけを聴くと、、、
あ、あの人も同じだな、、、
あ、自分の中にも少しあるな、、、
という風にいろんな人のことを認められたり、
有難いと思えたりするところも素敵だなと思います。
最初はあまり、主体的になれない時もありましたが、
こうやってやり続けてきたから、
今感じられるものがあるのだと思います。
この実践もまた続けていくことで
感じられることが変わってくるのだと思いますが、
その時々のお陰様を味わっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海