今日は地域活性化の勉強会を縁日が始まる前の
午前中の時間に行っていただきました。
その際に印象的だったのは、
アイディアを出すということの方向性です。
新しいことをしよう、
新しいイベントを立ち上げようという風に
今ないものをあらたに作り出すことに意識が行ってしまいますが、
大切なのは、今ないものを作り出すことよりも、
今あるものをどう生かすかということ。
物がないから便利なものや店を作ろうではなく、
今ある自然をもっと活かすということ。
それこそ、広大な田園風景も、
世界中から見れば非日常のことであり、
強みとして発信すれば続々と海外から観光客が
訪れれている例はたくさんあるということのようです。
今あるものに対するものの見方を変えるということ。
それが復古創新であり、保育であることのように思います。
子どもたちに対しても、ないものばかりを見て、
ないものをつけさせようとばかりするよりも、
今あるものに対するものの見方を変えて、
その子らしさを発見し、創造していくこと。
それが出来れば、自然と発達はその子らしさの中で
遂げていくようにすら思います。
まずは己の眼差しを変え、
今あるものの価値を最大限に受け取れるようになっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海