長野から戻り、
夕食の買い物に出かけたときの事です。
いつもの近くのスーパーで買い物をしていると
娘がトイレに行きたいというので、
初めてこのスーパーのトイレに行ってみました。
するとトイレにはこんな張り紙達が。
どの貼り紙もユーモアにあふれ、
ただ単に注意を促したり、禁止を促すものではなく、
作る人達の遊び心が伝わってくるように感じました。
このスーパーはほかのスーパーと違って
とてもホスピタリティに溢れています。
活気が良く、レジの人も皆、一言話しかけてくれたり、
子ども連れで買い物に行くと必ず袋詰めをしてくれ、
子ども達と会話をしてくれます。どの店員さんもです。
今日もトイレの場所を聞くとトイレまで案内してくれました。
それも、「ルールでやっている」というよりも
「自分たちが大事にしたいからやっている」ということが
伝わるのです。
このスーパーのHPを見てみると、
売れなくて思い悩んだ時に考え抜いて出した結論に
「余計な儲けは少なくして、お客様に喜んでもらおう」
と書いてあります。
そして続いてこのように書かれていました。
「お客様に誠心誠意尽くそうと思ったの。一人でも多くのお客様に来てもらいたい。
そのためにお客様が喜ぶ、あらゆるサービスを考えた。
お客様が望むことなら、何でも聞いちゃう。
それがオオゼキの一番大切な心だよ。オオゼキの心って、そこから生まれたの。」
http://www.ozeki-net.co.jp/company/effort.html
ここに行くたびに、だんだんとその会社の想いを体験し、
理解し、好きになっていく自分がいます。
ただのスーパーではなく、スーパーという業態を通して、
人を幸せに、活気善くしていくことを感じます。
理念を実現する為のスーパーであり、スーパーで利益を上げることが
全てではないのだと教えて頂いたように感じます。
「安い」「高い」の判断ではなく、「有難い」存在になること。
この学びを社業に活かしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海