先日の出張中、植松電機の社長の講演を動画で見ました。
植松さんは世の中から「どうせ無理」をなくしたいと
仰っていました。
「どうせ無理」はそれをやったことがない人が、
やろうとする人(自分自身も含めて)に対して放つ言葉。
やってみないと分からないことも、
その言葉が沢山の夢を邪魔してきたと言います。
また、「どうせ無理」に蝕まれた人は、
自分で何かを生み出すことを諦めてしまい、
自分を信じられなくなり、
人の夢を邪魔したり、
ひどいときには人から奪ったりするようになってしまうと言います。
それは、本人の問題ではなく、
どうせ無理と言わせる世の中が問題なのだから、
私たち一人ひとりが、誰かの夢に対して
「こうしたらいいんじゃない?」と言える人間になっていく事が
大切だと植松さんは教えてくれました。
仲間を見て、子どもを見て、そうやって応援をしていく事を
大切にしたい、そう思います。
自分自身の人生を振り返ってみても、今の自分があるのは
いつも、困った時、やりたい時に、「こうしたらいいんじゃない?」と
アドバイスをくれた方々のお蔭です。
自分がやりたかったサッカーやテニスも、行きたかった学校も
落ちこぼれたときに守りたかった自尊心も、困った時にはいつも、
誰かが「こうしたらいいんじゃない?」と親身になって支えてくれました。
これからはもっと、この思いを胸に歩んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海