父親保育に参加してみて思うのは、
保育園と、そして先生と同じものを目指す
という体験をさせて頂いたと感じることでした。
ただ、保育の一部を体験させてもらったり、先生がやるのを手伝うのでは、
お父さん達は「先生」を見て保育をしてしまいます。
しかし、お父さんが丸ごと保育をするという環境を頂くと、
お父さん達は、「子ども」を見て保育をすることが出来ます。
そして、先生方から見守られる体験を通して、
お父さん達も保育を楽しめていることを実感するのだと思います。
同じものを見るからこそ、一緒に語り合ったり、
助け合ったり、楽しみ合ったりできるのだと思います。
日々の送り迎え、園便り、行事、様々な関わりの中で、
都度都度に理念を説いて頂いていましたが、
今回の父親保育で、「共視」という体験を改めて実感させて頂きました。
そして、これからの園生活の中で、
自分のクラスの子ども達だけではなく、
自分が父親保育を体験して触れ合った子ども達の事は
もはや他人事ではなく付き合っていけることに喜びを感じます。
こうやって、保育の楽しさ、
子どもの育ちに触れることの楽しさを
実感しつつ、大人も子どもも幸せになれる
体験は、本当に素敵だなと感じます。
また来年は、2回目という事もあり、
色々と挑戦をしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海