もうすぐ月に一度の全体会議です。
今月の私の担当は「モーニング」です。
全体会議の朝は、みんなで朝ごはんを囲むところから始まります。
そのモーニングの準備をと言うことで、
今回は日本古来の調味料を深めてみようという事で
まずは「煎り酒」に挑戦してみました。
そもそも、日本に醤油が生まれる前、
江戸時代に煎り酒は使われていました。
日本酒に梅干しと鰹節を入れ、
半量に煮詰めて濾したものなのですが、
醤油のように個性が強いわけではなく、
それでいて梅の風味とカツオの旨みがあり、
未だに高級料亭では使われているというものです。
煎り酒は、淡白な食材の味を引き出す特性があるということで
日本料理の要として使われているとも書かれていました。
古くからある日本の味を
そして「引き出す」という事の意味を
皆で味わってみたいと思い、作ってみました。
作る途中も醤油のような香りがしたり、
旨みがたっぷりの香りがしましたが、、、
この調味料でどんなモーニングを作り出せるのか
週末にいろいろと考えてみたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海