清水義晴さんの体験研修を受けて、
感じた事、学んだことはたくさんありますが、
またまだ振り返りと整理、実践が追い付いていない部分もあります。
まずは振り返り、一つ一つを実践して体得できればと思います。
体験の中で学んだことの一つに、「場所」と「場」の違いです。
一定の場所で、好きなものを使っていいので、テーマを持った「場」を
作るような体験をさせていただいたのですが、
体験で掴んだ感覚なので、言葉では上手には表現できませんが、
場所とは=placeやspaceのようなもの、場とはsceanのようなもの
なのだと感じます。
場とは、そこに人や生き物がいて、それぞれの関わり合いの中で
物語が生まれている。その物語の深まり方で「場力」が決まってくるのだと感じました。
以前、子どもが通う保育園の先生に、「以上児はどんなことを大切にしているんですか?」
と聞いたときの事です。
「以上児は、発達ももちろん把握はしていますが、
『ゾーンが深まっているか』をよく見ています。」
と教えて頂きました。
このゾーンとは「場所、place、space」の意味ではなく、
スポーツ選手の表現でよく使われる「ソーン状態」の事を
言う事も教えて頂きました。
子ども同士がその場でゾーン状態が深まっているか。
熱中度や、振動度、ワクワク度、表現は色々とありますが、
そんな視点で見ているんだと教えて頂きました。
自分達が設定した通りになっているか、
気付いてもらいたい気づきを得てもらっているか、
そんな自分都合の目線でついつい見てしまいがちですが、
自分の物差しを相手に置くのではなく、相手の物差しを
自分に置くような生き方は、本当に子ども主体だと感じます。
そして、その生き方が、心を寄せる生き方=ミマモリングに
繋がってくるのではないかと感じます。
有難い気づきと、今歩む道を明確にしていただいた導きに感謝し、
今日も過ごしていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海