無事に下山をすることが出来ました。
山の天気は変わりやすく、
晴天→曇り→雪→強風→晴天と、
目まぐるしく、、、
今回も、天候に合わせて沢山の学びを頂きました。
自然から学ぶこともそうですが、
一緒に登る友人から学んだことが何よりも大きかったです。
彼は、道行く方々や、周りの方々、
山小屋の方々、どんな人にでも話しかけ、
「こういう場合はどうされるんですか!?」と
未知の事に限らず、自分なりには知っていることについてでも、
どんどんと聴いていきます。
「そ、そんなことも知らないで山に来たのか?!」
「そんなしっかりした格好をしていても、知らないのか?!」
と、思われてしまうのではないかと言う事も、どんどんと聴きます。
それは、自分がどう思われようかを気にしているわけではなく、
「自分の持っている知識以外のやり方があるんだ」と信じて疑わないのです。
なので、同じなら一緒ですね‼と共感し、話が盛り上がり、、、
違っていたら「ありがとうございます‼‼」と学びにする。
話をしている相手も笑顔しか生まれません。
この素直な彼の行動には学ぶことばかりです。
自分が知った知識を蓄積すればするほどに、
人に聴けなくなってしまうモノですが、
彼は、いつも自分の知識を前提とするのではなく、
ゼロから考え、聴いていきます。
それは、自然を征服しようとする人間の考え方ではなく、
自然から学ぼうとする人間の考え方です。
彼から学んだ姿勢をまた実践に変えていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海