今日は福岡の聴福庵の床下に
調湿作用や発酵作用を使って場づくりとして
炭と水晶を敷いていきました。
狭い床下に潜りながらの作業は
とても大変でしたが、皆で声を掛け合い、
そして心配し合い、交代し合って
床下に潜り、、、
みんな顔を真っ黒にして笑い合い、
思った以上に楽しい時間を過ごすことが出来ました。
そもそも、この110年の古民家である聴福庵の修復は
「子ども第一義」の理念の元、
「家が喜ぶ暮らし」「みんなが喜ぶ使い方」
その為に今回の場づくりがあります。
今日を振り返ると、
長い年月が経ったのち、
この家の床下を誰かが開けた時、
きっと、前の持ち主はこの家を大事にしただろうと
そう思ってくれるのではないかと感じますし、
なによりも、自分自身が住んでいる家も
同じように大切にし、家が喜ぶ暮らしをしていきたいと
感じました。
また、今日はお客様も作業を手伝いに来て下さり、、、
一緒に食べた昼食は忘れることが出来ない、
思い出となったように思います。
そして帰り際には「心がリフレッシュできた」と仰っていただいたり、
家だけではなく、私たちだけではない、喜ばしい一日となりました。
聴福庵を通して体験する出来事は
自分達の生き方や暮らしを見つめなおし、
簡単便利とは違った豊かさを教えてくれる有難い体験だと
改めて感じました。
どの実践も、子どもたちに遺していきたいもの。
自分達がまずは大切にして、その意味を深めていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海