昨日のセミナーで、講師の方が仰っていた言葉のなかで、
特に印象的だった言葉があります。
それは、「研究」です。
医師である先生は、子どもたちを見ていて、
なぜみんな右を向いてねているんだろう?
なんで、右の頭ばかりへこむのだろう。
そんな看護師さんの言葉をきっかけに、
その事柄を研究することとしたそうです。
調べていくと、9割の子どもが右を向いている事実や
うつぶせにして左を向けてみると、
左利きの子どもが増えたりと、
様々な事が研究から見えて来たそうです。
また、研究をしている間は
仲間同士の争いが起きなかったというのです。
一緒になって研究をしている時は、
とても楽しく協力しあいお互いを活かしあえたと
仰る先生の言葉からは、ただ仕事をしていたり、
業務をこなしているだけではいけないのだと感じます。
問題や課題も、業務的に考えてしまえば、
次に同じことが起こらないように対処方法を考えたり、
効率性ばかりを考えたりしてしまいますが、
そもそもなぜそうなるんだろうと研究する事こそが、
根源治療でもあり、愉しみでもあり、主体性のようにも感じます。
チームでテーマを掲げることも今は大切な取り組みですが、
この「一緒に研究」するということも、大切な取り組みのように感じます。
実践の中で深めていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海