寒さが随分と厳しくなってきました。
我が家で困っているもの、それは「結露」です。
寝室の出窓一面の結露が出窓の床部分にまで水たまりが、、、
カーテンまでびしょびしょになっています。
そもそも結露とは室内の暖かい空気が、冷たい外気に冷やされた
壁や窓枠、窓ガラスに触れることで空気中に含まれている水蒸気が
水滴に変わっていくものです。確かに2重ガラスではないので、
結露はしやすいのはもちろんですが、
暖房もつけていない寝室でなぜこんなに結露があるのだろうと
調べてみると、外気は7度。室内は誰もいない状態で20度あります。
団地は上も下も左も右も部屋があり、
皆さん暖房を使っているからでしょうか。
その状態で、4人が一緒に寝ていれば
確かに室温はどんどんと上がっていき、
結露が酷くなるのだと分かりました。
福岡の古民家で過ごしていると、結露という事は全くありません。
昔の日本人はどうしていたのだろうかと調べてみると、
そもそもの日本住宅は室内全体を温めるのではなく、
火鉢や囲炉裏、こたつなど、そして就寝時は布団といった、
局所暖房を用いていたと言います。
なので、そもそも結露とは無縁だったのですね。
古民家が百何十年もその姿を保てるのには、
そこに暮らす人たちの暮らし方も昔ながらだからかもしれません。
古民家を高気密化したり、家全体を温めるようにしてしまったら、
すぐに基礎や柱がダメになってしまうかもしれません。
布団がなかった時代はどうしていたのかを調べてみると、
昔は「納戸(ナンド)」や「寝間(ネマ)」と呼ばれる場所があったそうです。
窓がなく、藁などにくるまれながら、家族寄り添って一緒に寝ていたそうです。
そんなわけで、完全に高気密化された今の住まいではどうしようかと、、、
子どもと調べていくと、、、子どもたちが食いつく面白いアイディアが!
家にある「プチプチ」を
窓に貼ることで、断熱効果と結露防止効果があるというので、
皆で工作をしてみました。
さて、どんな効果があるのでしょうか?!
経過を観察するのが楽しみです。
ミマモリスト
眞田 海