結果を重視する時の「プロセス」という言葉と
過程を重視する時の「プロセス」この違いを今日は感じる機会となりました。
「理念ブックを納品する」「今回の仕事はこれを行う」
決めた目標やこうだと思った目標に対して組み立てるプロセスは
あくまでゴールは決めた目標ですが、
「いったい何のために行うのか」と過程を問い続けるプロセスは
結果すら進化し続けます。
その都度に「何のために」と問い続けることで
「結果」とは育っていくものなのかもしれません。
子育ても「いったい何のために」と自分に問い続けることを辞めれば
次第に忙しさや出来事に追われ、昔に決めた目的に縛られる経験がありました。
「ある保育園にいれてあげたい」
その為に引っ越しを決めたときも、効率的に引っ越したり、
園に入れる準備に明け暮れた時期や、いつまでも入れずに焦った時期、
色々とありましたが、「いったい何のために」と問い続けることを辞めれば
そうやって行動しているだけで子どもに寄り添った気になってしまいました。
結果、園に入れていない子どもたちは誰に見守られているのだろうか?!
そして、園に入れたら!?
卒園したら?!
結局のところ、「いったい何のために親をさせて頂いているのか」
その繰り返し自体がプロセスであり、そこから生まれるものが「結果」
なのだと学びました。
育てることを怠り、早く確実に刈り取るプロセスばかりに執着することは
何ともったいないことなのだろうかと感じますが
実際には気が付かずにいることばかりだという事に
気が付きました。
自分の中で自然と当たり前になっている常識や過去の事例といった
「結果」たち。
いつも新たな心で「いったい何のために」と
それらをもう一度飲み込んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海