ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2017/02/16

「切磋琢磨」

新人だった私も、気が付けば社内では
ベテランという存在になりました。

どんな新人も、必ずいつかはベテランになります。

そんな中で、よくお話をお聞きする。

「ベテラン」の壁。

「ベテランが変わらない。」
「ベテランが過去の成功体験を捨てられない。」
「ベテランが新人の意見をつぶす」

色々な声をお聞きします。

「新人」だった時と「今」
組織はずっと同じ状態ではありません。
理念に向けて変化を続けています。

時代の流れ、今いる職員の状況、
今目の前にいるお客様の状況

様々な要因が降りかかるからこそ、
理念に向けて方向転換をしていかなければなりません。

あるタイミングで大きく組織に変化が生まれる度に、
私自身も同じ症状を抱えますが、、、

有難いことに、「理念」の存在と
「理念」で磨き合う実践たちがいつも救ってくれているように思います。

第一に、
どんな荒波でも、どんな状況でも、
北極星のようにいつも自分の目指す方向を指し示す
手がかりとなってくれる理念の存在。

働く人々がそのように思えるような環境がある。
それがいかに有難いことかを実感します。

第二に、
目指す方向が分かっても、
どうやって進んで行ったらいいのか分からないときがあります。
そんな時に、進み方を見つめ、見つけられるのが
「一円対話」や「初心会議」や「理念研修」などの様々な
理念実践です。

「方向」と「進み方」のこの両輪。

これが分かると、
ベテランの私でも、挑戦することが出来ます。

先日、このことについて、
「切磋琢磨」という事を教えて頂きました。

理念は作るものでも、知るものでもなく、
実践して磨いていくもの。

理念実践でお互いが磨き合っているか。

磨き合っていなければ、
理念が見えていないのだと学びました。

自分自身が磨いていると思って手に取っている砥石も、
日々理念から新たに振り返らなければ、
表面がすり減り、一向に研げないどころか、
歪みを生んでしまうように感じます。

いつも、自分の砥石を心新たにある為にも
理念からの振り返りを大切にしていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海