登山から一夜明け、今朝は激しい筋肉痛が身体を襲っています。
15キロほどの荷物を背負いながらの登山はやはり
身体を随分と酷使してしまうようです。
山小屋の方ともお話をしましたが、
山登りの訓練の基本は重たいものを背負って登ること。
それが、何よりの訓練になると言います。
道中にも40キロにも及ぶ飲み物や食べ物を背負って
登っている方がいらっしゃいました。
お話を聞いてみると、山小屋にお手伝いに行くという一般客の方でした。
荷揚げを手伝い、山小屋で働いてもらう代わりに
ご飯代や宿泊代が掛からないということで、夏山に向けてのトレーニングとして
行っているという事でした。
また、下山するときに不思議な光景を何度も見かけました。
それは、すれ違う方々の手に、時々ですが、4Lのペットボトルを
持って登っていらっしゃる方がいたことです。
最初は随分と水が必要なんだなぁと思っていたのですが、
何度となく同じ光景を見たり、時には2本持って登っていらっしゃる方もいました。
その答えは、山小屋に飲み水や食べ物を作る水を運んでいたのでした。
登山口にはこんな風に協力を仰いでいました。
今まで登山をしてきて初めての光景でした。
自分の為でもあり、みんなの為でもあること。
そもそも、山小屋自体が登山客を守るためにあること。
ただの利用者としての関わりではなくお互いさまの関わりであること。
とても大切な事を学ばせて頂きました。
もっと自分の働きや動きを自他分けずに
福を生み出せる自分自身になっていきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海