東京も昨日から梅雨に入りました。
梅雨に入ると、今年の梅干づくりの梅を探し始める時期です。
今年は、どんな梅と出会えるのか楽しみです。
また、もう一つの楽しみは、
去年仕込んだ梅干がいい塩梅になってきたかを味わう時期です。
毎年毎年、同じ味にはならず、
中々、これだ‼‼という梅干にはなりませんが、
去年仕込んだ梅干しは、美味しく出来上がっていました。
ただ酸っぱいだけではなく、塩辛いだけではなく、
梅の香りがしっかりと残っていました。
父親は良く、体調が悪くなると私に梅干を食べさせましたが、
食べるのもしんどいと、お茶に梅干を入れて飲ませてくれたことを
思い出し、今日は麦茶に梅干を入れて飲みました。
懐かしく、美味しく、体に沁みる味でした。
梅干を漬け始めて6年。
父が遺してくれた梅干の作り方を基本にして出来あがった
我が家の梅干は、年中通して我が家の家族を守ってくれる
大切な食べ物として存在してくれています。
ミマモリスト
眞田 海