田んぼのヒエ取りのお手伝いをさせて頂きに、
千葉県の香取にある藤崎農場さんへ行ってきました。
http://www.ab.auone-net.jp/~fujisaki/
去年は田植えと収穫を子ども達と一緒に参加させて頂きましたが、
今年はヒエ取りを体験させて頂くことで、
ほんの少しずつではありますが、不耕起栽培・無農薬のお米作りの事を
学ばせて頂いています。
今回ヒエ取りにお邪魔させて頂いたときも、、、
「ヒエ取り?!なんじゃそれ?!あわ・ヒエのヒエ?食べれるの?!」
と初めての事で分からず、、、
それもそのはず、普通のコメ作りでは農薬でヒエの発生が
抑えられている為、そもそもそんな作業自体が今はないそうです。
ただひたすら、広大な田んぼに広がる稲の大海原。
その稲の大海原を、海面すれすれから覗いてみると、、、
海面よりちょっと長く、ヒエが飛び出しているのがよく見えます。
そのヒエのところまで行っては、大海原に顔を突っ込み、
根元から一つ一つを引っこ抜いていきます。
10メートル進む為に何度も顔を突っ込み、
顔をあげてはまた一歩また一歩と進んでいきます。
本当に気が遠くなるような行程ですが、
藤崎さんと郷さんはそれをもうすでに5回ほど
田んぼに行っていたそうで、、、
「普通、農薬を使っちゃうからみんなやらないけれど、、
こうやって何度も手間暇かけていると、お米が美味しくなっちゃうんだよ」
と仰います。
その言葉の意味は、、、、しみじみと仰るのであまりにも深く、
想像も理解も出来ず、ただ偉大な存在のように見上げるばかりでした。
改めて思い知ったのは、不耕起・無農薬のお米作りは
本当に手間暇と真心の見守りがあってこその事なのだと
学ばせて頂きました。
まだまだ、本当に少しだけを体験させていただいただけですが、
少しずつ体験から見守りを学んでいきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海