ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/08/29

「意識」と「からだ」

自分の中には「意識」と「からだ」の2つがあります。

これは、ある意味で自分の中にいる「上司」と「部下」のように感じます。

朝練や内省、ブログへのコメントやこのミマモリストのブログなどの日課を見てみても
上司が部下に言うように「さぁ、朝起きろ!朝練の時間だ!」と命令したり、
内省を怠ると「昨日の過ごし方が悪いんだ、お前はダメだ!」と評価し、
ブログの内容が薄いと「どうしたら質の高い記事が書けるようになるんだい?」
と問いかける。

そんな日々が以前、続いていました。

その自分を振り返ると、
大前提に自分自身が出来る、やれると信じていないことに気づきます。

信じていないから、見守ることが出来ないし、
「からだ」も見守られていない、信じられていないので、
緊張や恐怖心、集中力が散漫になり、本来の力を出すことが出来ません。

必要以上に力んでいる「からだ」がありました。

そんな中でも有難いことに、沢山の方々から、声を掛けて頂き、
「こうしてみたらもっと自分を認められるよ」「お前は大丈夫」
「こんな風に思考が絡まっているから、これを実践してみなさい」
「感情は川に流してみなさい」等々、

本当に沢山のアドバイスを頂きました。
その中でも「聴いていて耳が痛い、聞き逃したい言葉こそ、本当のメッセージなんだよ」

という言葉を頂いたとき、自分自身の中にいる「上司」が屈したように思います。

「悪いのはからだじゃなくて俺か、、、」と 笑

それから、少しずつですが、意識の大前提を「不信」から「信」に切り替え、
「教えないと育たない」から「そもそも自ら育つ」と切り替え、、、、

といっても、今も大苦戦です。

自分自身にも心を寄せて、
「大丈夫」「良かったね、いいチャンスだね」「有難いね!」
「きっと何か大切な経験になるんだね」「いつもありがとうね」
「体を大切にして休んでね」

と言う風に、自分に対する声掛けを大切にして、意識を入れ替える修行の真っ最中です。

「意識」も「からだ」も二人合わせた自分自身が、
目指しているもの。

それは、心を寄せる人=ミマモリスト。

「上司」と「部下」で見守り合う関係を少しずつ学び、実践し
深めていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海