ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2015/11/11

「廻り」

我が家のグッピー水槽で子ども達が生まれて約一か月。
別水槽で大事に育てた赤ちゃんたちを
親と同じ水槽に戻しました。

IMG_5647

親子仲睦まじく泳いで、、、、なんていうわけはありません。

親に食べられないように稚魚たちは必死に逃げ回っています。
生後一か月もすれば、逃げ回る体力と大きさになっているので
大丈夫ですが、弱っている稚魚は危険なために、物陰に隠れています。

魚たちや植物と一緒に暮らしていると、
朝も夜も、そして仕事中もふと、

「帰ったら、餌をあげよう」
「今日は水替えをしよう」
「今日は鉢替えをしよう」
「今どんな風かな」

と、気になってしまいます。

そうやって、沢山の生き物と一緒に暮らすという事は
面倒のように見えて、とても豊かな事だと感じます。

それは、我が子が増えることと同じような気持ちです。

毎回毎回、グッピーの子どもが生まれるたびに、
子ども達も、妻も歓声を上げて喜び、愛でる姿を見ると、
誕生や成長が嬉しく、病気が悲しく、元気かどうかと
心を通わせている状態に喜びや豊かさを感じているのだと気づきます。

そしてまた、新たな命が生まれました。

IMG_5646

いつ見ても、可愛い小さな生命。

命の廻りに寄り添える機会を
家族で大切に味わっていきたいと思います。

ミマモリスト
眞田 海