ミマモリストの実践

ミマモリング=心を寄せること。

カグヤでは一緒に働き、一緒に生きる中で、お互いに心を寄せ、思いやることの大切さと、そこで生まれる感動や豊かさを大切にしたいと思っています。ただ仕事をするのではなく、自分の心の環境がそのまま仕事に表れるからこそ、「心を寄せること」を大切にしていきたい。そんな「ミマモリングを実践していく人々=ミマモリスト」の取り組みをご紹介いたします。

2016/01/16

「研ぐ」

包丁も砥石で研ぎ続けていると、

シャープナーで研いでいた今までとの違いを実感します。

 

改めて、今日、シャープナーでも研いでみました。

すると、包丁は切れるようにちゃんとなりました。

 

しかし、実感したのはシャープナーでは

 

「自分自身が研がれるわけではない」

 

と言う事でした。

 

砥石で研ぐと何が研がれるのか。

それは包丁であり、そして自分自身でもあるという事を実感します。

 

準備をし、場を整え、刃物に指を触れ、刃の状態をよく見ては

その指先の感覚で砥石を滑らせて行きます。

 

よく切れる刃を触るわけだからこそ、とても集中します。

 

また、研いでいる時には同時に意識を深く持っていく為、

様々な考えごとに対するヒントがふと浮かんで来たり、

研ぐことで見えてくる自分の課題があったりと、

自分を研ぐためのヒントやメッセージを頂くことがありました。

 

研ぎの技術も、姿勢も、実践もまだまだ未熟ですが、

研ぐという実践の中で、自分自身もまた研いでいきたいと思います。

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ミマモリスト

眞田 海