以前、お客様から頂いた柚子の枝についていた
蝶のさなぎ。
子ども達と一緒に観察していたところ、
春を待たずして今日、羽化しました。
(部屋に入れていたからですね・・・)
子ども達も驚き、何よりも妻が驚いていたそうです。
丁度今日は、子ども達二人とも熱を出して苦しんでいたところに、
思いもよらぬ同居人が増え、熱の苦しみも少しだけ
消え去ったかもしれません。
調べてみると、ナガサキアゲハです。
もともとは長崎県にいた種ですが、
暖かくなり、ごく最近に関東でも見られるようになったと言われています。
子ども達も熱にうなされつつも、
「ちょうちょの餌をあげないと、、、」と
心配している為、コンチュウゼリーを水に溶かしたものを
置いてみました。
もしこれでも食べない場合は、ポカリなどをティッシュに沁み込ませたものを
用意するのがいいと飼育方法を見てみると書いてありましたが、、、
蝶の成虫の寿命は7日から10日と書かれているところもあれば、
長くても1か月から2か月とあります。
どのみち、外に逃がせる気温の時期までは
生かしておくことが難しいかもしれません。
ベランダに置いておけば、季節と共に羽化出来たものを、
室内に置いてしまったばっかりに、、、と悔やんでしまいますが、
生まれてしまったからには、
このことを教訓として学びにつなげていくしかありません。
子ども達と一緒に考えて、蝶に寄り添い、
命の尊さや不自然さというものの一部を体験し、
学ぶありがたい機会としていきたいと思います。
ミマモリスト
真田 海