「火」を神様として信仰していた日本各地には
その火の神さまの呼び名も色々とあるようです。
ウィキペディアで調べると
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%81%AB%E7%82%8E%E5%B4%87%E6%8B%9D
日本神話では かぐつち(加具土命)
北海道のアイヌでは アペフチ
沖縄ではヒヌカン
と呼ばれているようです。
火の神はかまど神とも呼ばれ、
火の神であると同様に農業や家畜、家族を守る守護神ともされているようです。
調べていくと、、、
去年、お伺いした島根県安来市につたわる安来節も
火男を象徴しているようなのです。
ついついドジョウすくいと言えば「泥鰌」を想像しますが、
どうやら「土壌」すくいという意味もあるようで、
安来で続けられてきた「たたら製鉄」という鉄造りの材料である
「砂鉄」を掬う動作がこの安来節の原型だったそうです。
そして、それらを踊るのは
男性はひょっとこ(火男)
女性はおかめ(お火女)
であり、製鉄の地域特有の文化であることを感じます。
ひょんなことから、私も東京の湯島にある安来節教室に
仲間に入れて頂くこととなりましたが、
踊りや文化を通じて、その信仰の意味を感じて行きたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海